溶接機に関するよくある質問

半自動溶接機MIG-120L

MIG溶接時、トーチのトリガーを握りながら母材(溶接物)の溶接箇所へ近づけてもスパークしませんか。
トーチのトリガーを握らないと通電しません。すなわち、母材(溶接物)の溶接箇所に接触する時、トーチのトリガーを握らないとスパークはしません。
お手数ですが、トーチのトリガーを握りながら母材(溶接物)に接触して試みてください。
また、説明書の通りに各コードを正しく接続し、溶接モードを「MIG」にした後、もう一度溶接して試みてください。

各消耗品・部品のサイズは下記のとおりです。ご参考になれば幸いです。
①MIG溶接用ノズル(外径:18mm、内径:12mm)とチップ(内径:0.8mm/1.0mm)
②MIG溶接用フラックス入りワイヤ(ワイヤ径:0.8mm、ボビン径:16.5mm)
③MMA溶接用溶接棒(棒径:1.6-3.2mm/4.0mm)
④LIFT TIG溶接用電極棒(棒経: 2.4mm×150mm)

弊社の自動溶接機の各消耗品は標準仕様なので、市販の消耗品もご利用できます。

溶接機の消費電力は溶接電流により変わります。溶接電流が大きくなると消費電力も多くなります。ブレーカー20Aであれば、溶接機の電流調整ダイヤル(溶接電流)を80A以上に調整して使用しない場合はブレーカーが落ちることはほとんどありません。

1. ワイヤーフィーダーの設定確認
ワイヤーフィーダーが正しく動作しているか確認してください。ワイヤーが詰まっていたり、絡まっていないかチェックし、詰まりがあれば取り除いてください。

2. ワイヤーの供給方向の確認
ワイヤーが正しい方向にセットされているか確認しましょう。逆方向でセットされていると、供給されないことがあります。

3. トリガースイッチの確認
トリガースイッチが正常に動作しているか確認してください。スイッチが壊れている場合、トリガーを押してもワイヤーが供給されません。

4. 電源ケーブルの確認
電源がきちんと接続されているか、または電源コードに問題がないかを再確認してください。電圧不足などが原因で正常に作動しないことがあります。

5. ガス供給の確認(必要な場合)
ガスを使用している場合、ガス供給が正しく行われているか確認します。ガスが不足している場合や、ガスバルブが閉まっていると、ワイヤーが供給されても溶接ができません。

6. 電源のリセット
電源を一度切り、再度入れ直してみると、システムがリセットされて正常に動作することがあります。

7. ワイヤーの適合性確認
使用しているワイヤーが溶接機に適した種類であるか確認します。適切なワイヤーが使用されていない場合、フィーダーがワイヤーを送らないことがあります。

8. 内部のヒューズや回路のチェック
機器内部のヒューズや回路に問題がある場合も、ワイヤーが送られないことがあります。必要に応じて修理や点検を行ってください。

これらの手順を試しても問題が解決しない場合は、機器のメーカーや販売店に相談し、専門的な修理や点検を依頼することをお勧めします。

半自動溶接機のローラー押さえを跳ね上げてから、ワイヤリールを時計回りに回すとトーチまで達しているワイヤを巻き戻すことができます。詳細は、次の動画からご確認ください。https://youtu.be/gJ2RFFfoJrA

半自動溶接機MIG-140P

市販の200v 20a コンセントを使用すれば良いです。
※単相200Vの配線作業は電気工事士などの有資格者にすることはおすすめます。

100V用ACケーブルはありませんが、100V用の変換プラグは付属しております。
変換プラグを200V用ACケーブルのプラグに取り付けてから、接地極付きの100Vコンセントに差し込んで使用すれば良いです。
接地極なしの100Vコンセントで使用する場合は100V 3ピン→2ピンの変換プラグを別購入する必要があり、15A・20A兼用埋込接地200Vコンセントのご購入をお勧めします。

溶接機の消費電力は溶接電流により変わります。溶接電流が大きくなると消費電力も多くなります。ブレーカー20Aであれば、溶接機の電流調整ダイヤル(溶接電流)を80A以上に調整して使用しない場合はブレーカーが落ちることはほとんどありません。

半自動溶接機MIG-120S

製品仕様は、次の通りでございます。
入力電圧:100V
電流調整範囲:30A-120A
定格使用率:30%
適用板厚:0.8mm-5mm
適用ワイヤ径Φ0.8/Φ1.0

溶接電流を80A以上に使用する場合は100V/40Aまたは100V/50Aにブレーカー工事をすることがおすすめます。