車載冷蔵庫
初めて使用する前に6時間置かなければならない理由は、冷蔵庫を運ぶ際に横にしたり、衝撃を受けたりすると、潤滑油が冷却器に入り込み、コンプレッサー内部のオイルが減少する可能性があるためです。
その状態で電源を入れると、オイル不足によりコンプレッサーが正常に動作せず、故障するリスクがあります。
そのため、運搬後や初めて使用する前には、潤滑油が元の位置に戻るのを待つために、6時間ほど静置してから電源を入れることが推奨されています。
安全に使用するために、この待機時間を守りましょう。
車載冷蔵庫の操作パネルが反応しない場合、以下の原因が考えられます。
- 保護パネルの影響
操作パネルの上に貼られている保護パネルが原因で、ボタンが反応しない場合があります。 - マザーボードの故障
ボタンを直接押しても操作できない場合、マザーボード自体の故障が疑われます。
対処方法
操作パネルの上に貼り付けてある保護パネルを取り外し、直接ボタンを押してみてください。
これで正常に操作できる場合は、保護パネルの交換を検討してください。その際は、購入店舗またはメーカーサポートへご相談ください。
以下の可能性がありますので、確認してください。
1.ファンの軸受けがグリス不足になります。
2.ファンブレードが変形しました。
3.ファンの内部に雑物があることを確認してください。
Er 1/F 1 電圧故障-入力電圧が設定範囲外
Er 2/F 2 ファン 電流障害-ファン電流>1A
Er 3/F 3 圧縮機の起動故障-圧力が大きすぎて、製品は30分静止して、リセットしてみます。
Er 4/F 4 圧縮機の最小速度故障-負荷が大きすぎるか回転速度が小さすぎます。
(解決方法:コントロールパネルを用いて圧縮機の速度を調節する、すなわち冷凍モードをHHからECOに回転する、またはECOモードをHHに回転する。)
Er 5/F 5 コントローラ温度障害-コントローラ温度が85度を超える
Er 6/F 6 NTC短絡/開回路障害
詳しいことは購入店舗またはメーカーサポートへご相談ください。
一側の持ち手を押しながら取り付け・取り外してください。次の動画をご参考ください。
https://youtu.be/wJcpDNAdtAI
車載冷蔵庫とバッテリーは別々の発送となりますので、2つのパッケージの到着時間は異なる場合がございます。
車載冷蔵庫の上部に保存した物が冷えない場合、以下の原因が考えられます。
1. 冷気の流動特性
暖かい空気は軽いため上昇し、冷たい空気は重いため下降します。
冷媒は上部へ流れ、冷たい空気が下へ降りるため、冷蔵庫の上部には冷気が溜まりにくい特性があります。
そのため、上部に置いた物が十分に冷えないことがあります。
2. フタの開閉による冷気の流出
フタを開けると冷気が外に逃げるため、上部の温度が上がりやすいです。
特に温度を測定する際に完全にフタを開けた場合、測定中に冷気が外へ流出します。
温度を測る際には、収納スペースの下部から上部へ順に測定することをおすすめします。
測定中もフタをできるだけ閉じた状態にして、冷気の流出を防ぐようにしましょう。
3. 食品の放熱による影響
食品が凝固(凍る)するときに周囲に熱を放出するため、周囲の温度が一時的に上昇します。
特に赤外線温度計で測定する場合、保存している食品が持続的に放熱しているため、測定温度が上がることがあります。
冷却が完了してから温度を測ると、より正確な測定が可能です。
対策とポイント
- 食品の配置を工夫
冷えにくい食品は下部に配置し、上部には温度変化に強いものを置くようにしましょう。 - 温度測定時の工夫
フタを少しだけ開けて測定し、冷気が逃げにくい状態を維持してください。 - 事前冷却を徹底
庫内を事前に十分に冷やしてから食品を入れると、温度が安定しやすくなります。
注意点
庫内温度は食品の種類や配置によって異なります。
庫内を均一に冷やすために、定期的な整理整頓を心がけましょう。
使用環境や外気温が影響を与えることもあるため、直射日光を避けた場所に設置することが望ましいです。
車載冷蔵庫の表示温度と温度計で測った温度が異なる理由は、以下の通りです。
1. 温度測定方式の違い
一般的な寒暖計やアルコール温度計は、周囲の空気温度を測定する器具です。
一方で、車載冷蔵庫の表示温度は、冷蔵庫側面や底部にあるNTCセンサーで測定された温度を示しています。
側面温度や底部温度が、冷蔵庫の表示温度に最も近い数値となります。
2. 空間温度と表示温度の違い
温度計で測った温度は、「冷蔵庫内の空間温度(空気温度)」であり、環境の影響を受けやすく放散しやすい特性があります。
表示温度は、冷蔵庫内部の側面や底部の温度を基準としているため、空間温度とは異なることが一般的です。
空間温度と表示温度の差は、-15℃~±3℃の範囲内であることが多く、必ずしも一致しないことを理解しておきましょう。
対策とポイント
温度計の設置位置に注意
冷蔵庫の底部や側面に近い位置に温度計を置くことで、表示温度に近い数値が得られます。
温度測定時の工夫
庫内が安定して冷えた状態で温度を測定すると、正確な比較が可能です。
フタの開閉を最小限に抑え、冷気の流出を防ぐことが重要です。
温度差を理解する
空間温度と表示温度が異なることは仕様上の特性であり、異常ではないことを理解しましょう。
環境温度が高い場合や冷蔵庫が満載の場合には、空間温度がさらに高くなることがあります。
補足情報
庫内の食品量や配置によっても温度が変化しやすいため、均等に配置して冷却効率を高める工夫が必要です。
直射日光を避けた場所に設置すると、表示温度と実際の庫内温度が近づきやすくなります。
車載冷蔵庫Dシリーズ
次の動画をご確認ください。
以前正常に使用できる場合、おそらくバッテリーが完全放電し、電池残量が不足になり、車載冷蔵庫で充電できなくなりました。
お手数をおかけしますが、PD充電器やtype-Ⅽケーブルでバッテリーを充電してください。
そして、バッテリー残量が50%になった後、車載冷蔵庫で充電してみていただけませんか?
ご注意:
①5V/1A充電器や充電ケーブルの充電スピードが遅いので、5V/2A以上の方を使ってください。
②車載冷蔵庫でバッテリーを充電する時またはバッテリーから給電して車載冷蔵庫を使用する時、バッテリーをオンにする必要があります。
お手数をおかけしますが、詳しい状況を把握するために、下記のことを確認させていただきます。
(1)使用時の環境温度、使用時間、設定温度と冷蔵庫達する温度を教えていただけませんか。
(2)入れたもの数量はどうでしょうか。保存の量が多いほど、温度変化の所要時間がかかります。
(3)Ecoモード、それともMAXモードで使用しますか?
(4)0℃以下に設定する場合、冷蔵庫の内壁に霜はありませんか?
大変恐縮ですが、28℃以下の環境温度でコンセントから給電してMaxモードを設定し、冷蔵庫に何も入れない状態で、-20度を設定して1時間後に表示温度を確認して教えていただけませんか。2時間後に表示温度を確認して、support@eenour.jpまでメールをお送り頂きませんか。
エラーコード1:
原因:入力電圧が低いため、低電圧保護が作動します。入力電圧範囲については入力電圧参照表をこ確認ください。
対処方法:バッテリー保護レベルをM/L(中/低)にしてください。専用バッテリーから電源を取る場合は、まず専用バッテリーをフル充電してください。E1が表示されるのでしたら、バッテリー保護レベルをL(低)にしてください。
エラーコード2:
原因:ファンは本製品の許容電流以上の負荷がかかるので、過負荷保護が作動します。
対処方法:電源を切って、接続配線などを確認し、問題がなけれは5分後に再起動してください。
エラーコード3:
原因:コンプレッサーが頻繁にON/OFFにされたため、保護装置が作動します。
対処方法:電源を切って、30分後で再起動してください。
エラーコード4:
原因:コンプレッサーは回転速度が下がり、または過負荷になるため、保護装置が作動します。
対処方法:電源を切って、1時間後で再起動してください。
エラーコード5:
原因:放熱が不十分で、過熱保護が作動します。
対処方法:通気口が詰まっているかどうかを確認して、通気性がよい場所(通気口と壁の間15cm以上離せる場所)に置いてください。それから、電源を切って、1時間後で再起動してください。
エラーコード6:
原因:温度センサーが緩むになった恐れがあります。
対処方法:力バーを外し、温度センサーの端子が緩むかどうかをこ確認ください。問题がなければsupport@eenour.jpまで不具合を分かりやすい動画をお送りしてください。
車載冷蔵庫をオンにする時、電源ボタンを3秒ぐらい長押しする必要があります。
電源ボタンを3秒ぐらい長押して試してください。